株式会社イノベックス

　

道北地方を走ると、沿道に巨大な植物が現れます。

他の地域にもあるのでしょうが、とくに羽幌から稚内にかけて走っているときに気になります。

その植物は、『オオハナウド』

最初に見た時、その大きさと威圧感に圧倒されただけでなく、その後も気になって、いろいろと調べました。

なにが気になったかというと、

『ジャイアント・ホグウィード』という植物をご存じでしょうか？

カフカスから中央アジア原産のこの植物は、イギリスでは「最も恐ろしい植物」と言われており、その樹液に触れるとひどいやけどのような症状（「植物性光線皮膚炎」といい、一生涯その症状に苦しむといいます）を発症するといいます。

その植物に、そっくりなんです。

『オオハナウド』と『ジャイアント・ホグウィード』は、同じ「セリ科ハナウド属」ですが、幸い『オオハナウド』には毒性はありません。しかし、これだけ似ていると、ちょっと近づく気にはなれませんが・・・

ちなみに、コミック『シャドーハウス』38話で、シャーリー様の周囲に廻らされている「触れれば恐ろしいやけどになる」植物とは、この『ジャイアント・ホグウィード』と思われます。